TIDALに加入して

こんにちは。

Roon導入後、TIDALに加入して3カ月が経ちました。

導入してどうだったかを綴っていきます。

導入にあたって

結果どうだったかの前に、まず導入についてお話しします。

ご存じのとおりTIDALは2022年5月現在、日本でのサービスは実施されていません。そのため、私はカナダと契約しました。初月は1ドルでのトライアルがありました。

料金については最近急速な円高が進み、加入時よりも1ドルあたり10円近く高くなっているのが少し痛いですが・・。

使い勝手

とてもシンプルです。

Roonのサービス画面からTIDALにログインするだけで接続できます。

アーティストのディスコグラフィーから気に入ったアルバムをライブラリに登録すれば、いつでも好きな時に音源を聴くことができます。

下記のように+ボタンを押すだけで登録できます。

Roonの良いところは、Roon Radioという機能を使って手持ちの曲を聴いた後に、それに近い曲をセレクトしてくれる機能があるところです。TIDALには大量の楽曲がありますが、リスナーにとって好みであろう曲を探し当ててくれます。

今まで知らなかったアーティストで、気に入った曲を発見することがあり、より音楽の幅が広がったことは収穫でした。

音質

同じ曲で手持ちのFLACと、TIDALのMQAを聴き比べてみました。

わずかに手持ちのFLACの方が明瞭に聴こえます。

ネットワーク環境にもよりますが、インターネット経由でストリーミングされるので致し方ない部分だと思います。

聴き比べないと分からないので、普段聴く分には十分な音質です。

ハイレゾに関しては、私が聴く範囲ではここ数年のアルバムについてはハイレゾ版が提供されています。ただ、それ以前のアルバムについては、CD音質のものが多い気もします。もちろん有名どころは古いものもハイレゾ版はかなり網羅されています。

あとは96kHz止まりなので、これからの拡大にも期待したいです。

網羅性

私が聴く範囲ですが、一般的にリリースされている音源はほぼ網羅されていると思います。今のところCD音質が多いですが。ただ上述のとおり、有名なアーティストに関してはハイレゾ版はかなり提供されています。

また3カ月前にTIDALにアップされてなかったアルバムが、今は提供されていたりなど徐々に数が増えているのも体感できます。

なお数は少ないですが、ストリーミングでしか提供されてない楽曲があるのもメリットの一つです。

まとめ

結論として、加入して良かったです。

Roon Radioを使って、新しい音楽の発見ができるのは私の音楽生活にとってかなりのプラスです。これだけでも十分価値があります。

ハイレゾ版はまだ十分ではありませんが、数が多くなってきているので、これからに期待です。

余談

こんな感じでサブスクの恩恵に預かっているわけですが、同時になくなってしまったものも否めません。

それは集める喜びです。

これまでCDやダウンロードによって音源を収集してきましたが、現在はサブスクによって簡単に手に入ってしまいました。便利になった一方で、「次はあのアルバムを買ってみよう」という楽しみがなくなってしまい、少し寂しさもあります。

個人的にはアーティストへの愛着はやはり手持ちのものの方が強いです。

所有する喜びを知った人ならば仕方ないことなのかもしれません。

その点、TIDALはDSDや192kHz以上の楽曲が提供されていないので、「集める喜び」の余地が残っているのかもしれません。手持ちとストリーミングを共存できるRoonのシステムは、こんな私にとって有難いスタイルです。

 

ちなみに私のような40代はそう思うかもしれませんが、サブスクから入った世代はこんなことを気にせず当たり前のように利用していくのでしょうね。時代の流れです笑。

そう言えば、映画を観るのに動画サブスクを利用していますが、不思議とこの類の喪失感はありません。理由として考えられるのは、映像関連には音楽ほど趣味として没頭していないこともありますが、元々映画などは円盤を買う習慣が私にはなかったことが大きい点です。

所有する喜びを味わっていなかった点で、映像に関してはサブスクの恩恵を抵抗なく預かっているわけです。面白いなあ苦笑。

以上、「TIDALに加入して」でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました