【サラリーマンが独学】TOEIC900点を突破したのでまとめます。(925点獲得まで)

ハードルの高さと戦略

壁の高さ

900点を目指すべく、何度かTOEICを受けましたが、取るのはいつも800点台(その時の苦労は以下をご参照ください。)でした。

【サラリーマンが独学】TOEIC800点を突破したのでまとめます。
前回の記事のとおり勉強を再開し、TOEICスコアで800点獲得を目指すことにしました。 到達までの経緯をまとめました。 意外な結果に 「勉強しないとヤバいなあ・・」と思い、ついに重い腰を上げてリスニングを勉強しました。 リーディングでの勉強...

思った以上に900点の壁は高いです。

単純にパート別に考えても、

リスニング:450点以上

リーディング:450点以上

を取る必要があります。

リスニングはディクテーション(書き取り)と音読のおかげで安定して400点以上取ることができました。これは点数として余裕が生まれましたし、加えて精神的にもかなりの余裕ができました。

おかげで以前はあれだけ足を引っ張ていたリスニングは450点を超えることもありました。

一方で、得意だったリーディングは400点から440点をウロウロする状態・・。

そう、今度はリーディングを強化すべき段階になったのです。

とはいえ、リーディングで450を取るのは簡単なことではありません。

戦略

ではどうやれば取得できるのか?

そのために戦略を立てることにしました。

まず900点を獲得するのに、何問のミスまで許されるのかを考えてみました。

公開テストの回によりますが、失点は10問前後に抑える必要があります。

私の場合、リーディングパートのうち失点したとしても、、

パート5:3問

パート6:1問

パート7:4問

の8問に抑えたいと。

模試では、特にパート5の語彙、パート7のダブルパッセージで失点が多かったので、ここを重点的に勉強しました。

使用した問題集

私が使った問題集は公式問題集と上級向けの問題集でした。

特に紹介したいのは以下の書籍です。

①全問正解する新TOEIC TEST990点対策

 

990点対策としての本です。内容はものすごく難しいです。6回ぐらい繰り返して解きました。いやあ初回は間違いだらけで凹みました・・。

難易度が高いと言いましたが、単純に語彙が難しいというよりも、900オーバーの人でも引っ掛かりそうな長文問題などが多く、弱点克服には打って付けでした。

こうして難易度が高い問題を解くことで、確実に正解に辿り着く根拠を探す力が付いたと思います。(TOEICに頻出する難易度高めの語彙も習得できます。)苦手のダブルパッセージも本書で繰り返し解きました。


全問正解する新TOEIC TEST 990点対策 難問攻略 [ 加藤優 ]


全問正解する新TOEIC TEST990点対策

②新TOEIC TEST 900点特急 パート5&6

①同様に加藤優さんの著書です。著者はTOEIC予備校の講師だそうで、この内容もTOEICを研究して作られた本です。

900を取るために必要な語彙問題が豊富にあり、文法のひっかけ対策もばっちりできます。解説も丁寧で、誤答もなぜ間違いなのか説明があります。


TOEIC L&R TEST900点特急パート5&6 [ 加藤優 ]


TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6 (TOEIC TEST 特急シリーズ)

①②ともテクニックではなく、高得点を取るために必要なコンテンツが濃縮されています。自信を持っておすすめできる良書です。

どちらも2013,4年ごろに購入したので、今の新形式に対応しているか分かりませんが、高得点を取得するためのベースづくりにはとても役に立つと思います。

③公式問題集

忘れていけないのは、公式問題集です。

どの問題集よりも形式や難易度が本番に近いです。

私は5回以上繰り返して学習しました。


TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

④英検準1級のテキスト

英検準1級の単語、長文読解も900点を取る下地作りに役に立ちました。

TOEICに出てくる上級単語は、英検準1級で覚えた単語とかぶります。

また、長文読解は準1級で8割取れれば、TOEICリーディングで450取るのも難しくはないと思います。特に、穴埋めで求められる論理性は共通しています。


英検分野別ターゲット 英検準1級単語・熟語問題 改訂版 (旺文社英検書)

ついに

2014年6月に受験したTOEICでついに900点越えを果たしました。

結果は

リスニング:470

リーディング:455

トータル:925

念願の900点overです!

ウェブで結果を見たときは、うれしくてしょうがなかったのを今でも覚えています。

特に伝えたいこと

TOEICについて

言わずもがなですが、もちろん900点=ネイティブレベルの英語力があるとは限りません。

TOEICが高得点だけど、スラスラ話せない人もいる。

TOEICにはそんな批判があったりしますが、間違ってはいないと思います。

現に、私なんかはスピーキングをこれから向上する必要があると実感していますし(苦笑)

しかし、925を取得して改めて分かったのは、話したり、書いたりする(アウトプットする)上で、必要なインプット力付けるには非常に有益な試験なのかなと思います。

インプット(リーディング、リスニング)<–> アウトプット(スピーキング、ライティング)

たとえば、自分が英語で話す(アウトプット)際、頭の中にフレーズをストックしていますが、このフレーズも自分の中で文法や語彙(インプット)を知らなければストックできません。

また、相手が話していることを受信する力(インプット)も身に付いたと思います。

TOEICで鍛えたリスニング力のおかげで、相手の言っていることは理解できます。(そうは言っても、インド系などのなまり強い英語は別ですが。慣れが必要です・・。)

相手が話したことをきちんと理解したうえで、自分の考えを発信することがコミュニケーションで非常に重要なことです。その意味で、TOEICは非常に有益なテストだと思います。私は今はTOEIC満点は目指すつもりはありませんが、アウトプットする力を身に付けるべく勉強を進めたいと考えています。

まとめ

というわけで、長々と語ってしまいましたが、私にとってTOEICで得点を上げるためのブレイクスルーは、、、

1)語彙、文法

2)ディクテーション(書き取り)

3)音読

4)990点向けのテキスト(800点取得からの勉強方法。)

です。

1)をしっかり固めたうえで、2)、3)を行ったことで飛躍的に上がりました。今考えれば、600点を超えたあたりで、2)、3)を取り入れ、バランス良く学習すれば、より効率よくスコアが取れたかな、とも反省しています。

そして、一番お伝えしたかったことは、TOEIC900は地道に頑張れば確実に取れます。

つまり、語学の才能なんて必要ありません。

また、現在は書籍やネットに有益な情報があるので、スクールに通う必要もなく、独学で十分だと思います。

専攻がまったく違う私でも取れたんです。(ちなみに私の専攻は情報系です。)

自分に合った方法で、マイペースに学習を続けられる才能さえあれば大丈夫です。

ご参考になれば幸いです。

参考ページ:

リスニングを伸ばしたい方におすすめ:

英語リスニングを伸ばすコツ(TOEIC 900を目指して)
たとえばTOEICなどで、リーディングは得意だけど、リスニングは苦手という方、けっこういらっしゃるのではないでしょうか? かく言う私もそうでした。過去のエントリーでも書きましたが、TOEICを受験すると、いつもリスニングが悪かったです。時に...

リーディングを伸ばしたい方におすすめ:

英語リーディングを伸ばすコツ(TOEIC900突破)
今回は、英語のリーディングを伸ばすコツについてです。 「TOEICのリーディングパートが時間内に解けない」「長文が分からない」など、いろいろ悩みはあると思います。 というわけで、どうやったら英語が早く、正確に読めるようになるのかを書いていき...

800点突破編:

【サラリーマンが独学】TOEIC800点を突破したのでまとめます。
前回の記事のとおり勉強を再開し、TOEICスコアで800点獲得を目指すことにしました。 到達までの経緯をまとめました。 意外な結果に 「勉強しないとヤバいなあ・・」と思い、ついに重い腰を上げてリスニングを勉強しました。 リーディングでの勉強...

 

以上、「【サラリーマンが独学】TOEIC900点を突破したのでまとめます。(925点獲得まで)」でした。

コメント

  1. 株式会社Medialinks KB出版事業第二営業部 戸谷 より:

    ブログ書籍化のご提案

    突然のメッセージ失礼致します。
    私、電子書籍の出版プロデュースを行なっているKB出版第二営業部の戸谷と申します。
    貴サイトを拝見し、是非書籍化をさせて頂きたいと思いご連絡致しました。

    電子書籍は印税収入はもちろん、集客効果やブランディング効果など様々なメリットがあります。
    ブログを運営されている方が電子書籍出版を並行して行えば、純粋に収益化を加速させるだけでなく記事内での訴求力向上も大幅に見込めます。

    我々が保有している電子書籍出版ノウハウを用いて、多方面からビジネス加速のお手伝いが出来れば良いなと思っております。
    以下、弊社が過去にプロデュースした書籍になります。

    https://www.amazon.co.jp/dp/B0102M3R2I
    https://www.amazon.co.jp/dp/B00H0F69QM
    https://www.amazon.co.jp/dp/B00IPZ4PG2

    費用についてですが、プロデュース・出版に関わる費用は一切頂きません。販売にかかる広告費等も弊社がご負担いたします。

    https://kbpb.medialinks.pw/
    (出版によるメリットや出版に際しての流れ等についてまとめているKB出版のHPです。)

    興味を持って頂けましたら、以下のメールアドレスにご連絡をお願い致します。契約内容等についてのご案内をさせて頂きます。
    また、HPは日々アップデートしておりますが、至らない点も多々あるかと思いますので、ご不明な点等ございましたら遠慮なくお申し付けください。

    よろしくお願い致します。

    KB出版第二営業部戸谷
    Mail:e-book02@medialinks-links.com

タイトルとURLをコピーしました