Roon Bridge(追記あり)

Roonについて

以前Roonのトライアルをしてみたが、値段が高かったのと音質が気になったので継続を見送ってしまいました。

しかし、先日Black Fridayで3カ月1ドルのキャンペーンをやっていたのと、Roonを導入されているブロガーさんがオススメされていたので、再度チャレンジすることに・・・!

上記で「気になった」と書いたのは、HQplayerを介した音が好みではなかったことです。HQplayer単体の音は好きなのですが、Roon+HQplayerだと音がこもったように聞こえるのです。

今回Roon単体で聴いたところ、音は悪くなく、さらにRoon Bridgeで接続したところ更に音がクリアになり、音質がHQplayerに肉薄するレベルじゃないですか。もともと使い勝手が良く、音楽再生に幅が広がるRoonには関心があったので、いろいろまた考えてしまったわけです。

まあそんなこんなで、今度は1年契約にしようかなと思った次第です。

Roon Bridge

Roon Coreとは別に、音出し処理専用のPCをDAC/DDCとの間に接続する方法です。

負荷分散するおかげで、Core単体よりも音の見通しが良くなります。

私は Raspberry pi 4をBridgeにしました。

やり方としては、まずラズパイOSをインストールした後に、以下のコマンドを入力します。

$ curl -O http://download.roonlabs.com/builds/roonbridge-installer-linuxarmv7hf.sh
$ chmod +x roonbridge-installer-linuxarmv7hf.sh
$ sudo ./roonbridge-installer-linuxarmv7hf.sh

入力後、再起動するとBridgeが有効になります。

 

WindowsのBridgeよりも音が軽やかな気がします。

少し気になるのは、DSD128や256の重いファイルを再生すると処理がスタックして曲がストップして次の曲が再生してしまう点です。(DSD64でもまれにストップすることがあります。)

WindowsのBridgeはPCのスペックが少し上なおかげなのか曲がストップすることがありません。

やはりハードウェアの問題でしょうか・・・。音は良いので、様子を見ながら解決策を探っていこうと思います。

追記

DSD再生で止まっていたのは、私が使用していたアダプタが原因でした。

調べてみるとラズパイ4は5V-3Aの電源が必要だそうで、私が使っていたアダプタは最大2Aでした(スマホなどを充電するためのアダプタ)。

そこで、定格で5V-3Aのアダプタに変えたところ、DSD 256を7曲連続再生してもスタックすることなく再生できました。

初歩的なところでお恥ずかしい限りです。

お騒がせして申し訳ございませんでした。

 

以上、「Roon Bridge」でした。

コメント

  1. pianori より:

    MSKさん、こんにちは。 pianoriです。

    ラズパイ4Roon BridgeでのDSD再生でスタックするのですね
    気になったのでこちらでも試してみました

    環境は以下です

    Roon CoreとRoon Bridgeをイーサネット直結

    [Roon Bridge]
    Raspberry Pi4
    OS:
    Raspberry Pi OS Lite
    Release date: October 30th 2021
    Kernel version: 5.10

    TEAC NT 505-XとUSB接続してDSD128を6曲ほど再生させたところ、途中で止まることなく再生されました。

    再生時のラズパイ4のCPU温度
    $ vcgencmd measure_temp
    temp=52.1’C

    再生時のCPU負荷 アイドル時より少し高いぐらいです
    pi@rpibridge:~ $ uptime
    10:15:29 up 12:50, 1 user, load average: 0.18, 0.17, 0.18

    確かDDCをお使いだと思うのですが、DDCを外して直接DACにつないでもスタックしますか?

    • msk より:

      pianoriさん、こんにちは。
      ご検証いただき、どうもありがとうございました。
      試しにDAC直で接続しましたが、同じようにスタックしてしまいました。

      実は少し前から気になっていたのですが、PCMも2時間ほど再生するとラズパイ自体が電源OFFになったり、最初のOS起動もたまに失敗することがありました。
      調べてみるとラズパイ4は5V-3Aの電源が必要だそうで、私が使っていたアダプタは最大2Aでした(スマホなどを充電するためのアダプタ)。

      そこで、定格で5V-3Aのアダプタに変えたところ、DSD 256を7曲連続再生してもスタックすることなく再生できました。
      おそらくですがPCMもギリギリ再生できていた状態で、大容量のDSDを流して電力が足りずに動作が不安定になっていたのかもしれません。

      お騒がせして大変失礼いたしました。
      基本的なところでお恥ずかしい限りです。
      貴重なお時間を申し訳ございませんでした。
      (ブログは追記修正いたします。)

  2. bluesky より:

    はじめまして、blueskyと申します。
    最近roonを始めたので色々ググっていて貴HPがヒットし参考にさせていただきました。ありがとうございます。

    私もラズパイでBridgeを検討していました。
    もう調べられたかもしれませんが、世界的には RoPieeeとVolumioが人気あるようです。
    音質はRoPieeeの方が良さそうです。

    HPを参考にさせていただいたので情報共有でした。

    • msk より:

      blueskyさん
      はじめまして。
      コメントありがとうございます!

      RoPieeeは最近Roon Bridgeにできると聞いて気になっているところでした。(VolumioでBridge化できるのは初めて聞きました。)
      推測ですが音楽に特化したOSだからこそ音質に有利なのかもしれませんよね。
      いつか試してみたいと思います!
      情報共有どうもありがとうございます!

タイトルとURLをコピーしました