OTOTEN 2019レポート

OTOTEN(音展)に参加してきました。

去年も参加しましたが、今年で2回目です。

場所は東京国際フォーラム。

いろいろ観て来ましたが、印象に残ったのは富士フイルムとTEACでした。

富士フイルム スピーカー φ(ファイ)

去年観ようとしたら、残念ながら時間がなく入ることができませんでした。

「今年こそは!」と聴いてきました。

縦に細長いスピーカーです。

 

 

特長は高速な「音の立ち上がりと立下り」です。

一般的なスピーカーは磁石とコイルが振動することで音が発生します。

一方、φ(ファイ)スピーカーは電気音響変換フイルムをスピーカーの振動版に採用しており、磁石とコイルなしに電気信号で振動するため高速な「音の立ち上がりと立下り」を実現できているそうです。

音場に実在感があって、目の前で音が鳴っているような感覚です。

試聴で使われていたJOHN MCLAUGHLINのギターは躍動感が溢れんばかりに鳴っていました。(私もサウンドチェックに使います。)


Friday Night in San…

全体としてピアノやアコースティックギターの音がリアルでキレがありました。

要因は立ち上がりの速さの証です。

中高域は本当に素晴らしいです。

しかし低域がぼわついていたのが気になったところで、今後に期待したいです。

TEACブース

新発売のパワーアンプAP-505を聴いてきました。

パワーアンプといえば大型の装置をイメージしますが、AP-505はラックにすっきり収まる大きさです。

写真で言うと、左側、下から3段目の黒い筐体のものです。

TEACはA4サイズほどの大きさに拘っているそうです。

その大きさで130W(4Ω)の高出力を実現。

TANNOYのスピーカーがうまい具合に鳴っていました。

マスタークロックジェネレーターCG-10Mの聴き比べも行っていました。

あり・なしでは、やはり大きな違いがあり、ありでは音の輪郭がくっきりと聴こえます。

 

行くまでは億劫だったが、家では味わえない体験ができたのは新鮮で良かったです。

以上、「OTOTEN 2019レポート」でした。


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