動機
USBターミネーターという商品。
USBがノイズの発生源の一つということはなんとなく知っていたのですが、この商品がどれだけ効果があるのか気になって、気になって。。
というわけで、試しに1つ購入してみました。
うーん、効果は劇的には分かりません。
しかし、音が若干クリアになります。音色が変化するというより、音が澄んで聴こえる感じに。「もっと増やすとどうなるんだろう?」
そんな好奇心で、さらにメーカーからデモ機を追加で3個お借りしました。結果、増やすごとにクリアになっていきます。これはすごい!
USBノイズについて詳細を調べると、どうやらUSBの空きポートからは常に増幅ノイズが発生するらしい。
USBの抜き差しで自動でPCが認識するので、ノイズが発生するという理屈は何となく分かる。
じゃあ実際に全部塞ぐとどうなるのか??
試してみたくなるわけです・・。
空きポートは少なくとも8個。
1万5千円×8=12万円。。
非現実的過ぎる・・。
というわけで、自作してみました。Googleで検索すると、自作例が色々ある。みんな考えることは同じです。有難く、 いろいろと参考にさせていただきました。
必要なもの
必要なものは以下のとおりです。
- 基盤付きUSBコネクタ
- 抵抗 100 Ω
- コンデンサ
- はんだ(プリント基板用)
- ヒートガン
- 熱収縮チューブ
とりあえず5個分の部品をネットで注文。部品代は合計700円ぐらい。配送費のほうが高かったです。それでも約1,000円(部品が1つの店になかったので、2つの店に注文)。
ちなみに、基盤は以下のショップで購入しました。あらかじめ基盤にUSBコネクタは実装済みなので、自作がとても楽でした。
[ShopU] 板USB オス 変換基
作り方
注:はんだごてなどを使用するため、怪我や火傷には十分気を付けてください。
1.基盤のGNDとVBUS(外両側)に、はんだを使ってフィルムコンデンサを取り付けます。
2.基盤のデジタル信号(内側2つ)に、はんだを使って100Ωの抵抗を付けます。
3.むき出しの状態だとショートする恐れがあるので、熱収縮チューブでカバーします。
4.ヒートガンをかけます。
なんとか完成!!とりあえず見様見真似で作成しました。
難しかったのは、はんだ付け。手先が不器用なので基盤を焦がしたり、半田がうまく付着しなかったりで苦戦した。。
効果
デモ機と同様に数を挿入するほど効果が出ました。
試しに外すと、物足りなくなりました。プラシーボ効果もあると思うが、静寂感が増します。足すほど効果が出ますね。
そんなわけで、もう5個ほど購入する予定です。コンデンサはもう少し高価なものを買おうか思案中です。
最後に、工作は楽しい・・・!
(追伸)
LANターミネーターも自作しました。良かったらご覧頂ければ幸いです。
関連記事
(追伸2)
私が試しに購入したUSBターミネーターです。
以上、「USBターミネーター(自作)」でした!
コメント