残念ながらマンション住まいの私は、地中アースが取れません。
そのため、いつか仮想アースを導入しようと漠然と考えていました。
仮想アースといえば、市販では以下の装置が販売されています。
1)KOJOオーディオ:仮想現実アース フォースバーEP
2)アコースティックリバイブ:仮想アース装置RGC-24(天然鉱石を使っているそうです。)
3)エントレック:Entreq Silver Minimus 仮想アース(木箱のアースです。)
4)TiGLON:仮想アース付きオーディオボード TMB50ELTD
どれも気になるものばかりですが、正直なところ仮想アースに費用をかける勇気がありません。
だったら自作してしまえ!!と、ネットを徘徊していると、USBターミネーター同様に自作ができそう!
そんな感じで早速作ってみました。
*普段は床に置いています。
用意したもの
集めたのは、以下のとおりです。
- 果実酒用の瓶
- 備長炭
- Yラグ
- スピーカーケーブル
- L字型の銅板
- 金槌
- マスク
- キリ
備長炭を選んだのは、竹炭より抵抗値が低いためです。
今回作るのは簡単でしたが、備長炭選びと、炭を瓶に入れる作業が一番大変でした。
本当は粉末状の炭が欲しかったのですが、意外と売ってない!
なので、Amazonで棒状の備長炭を2kg分を購入。瓶に入れるために金槌で砕くのですが、思った以上に固いです。おまけに、ベランダの床は炭で汚れて大変なことに。。鼻の穴も真っ黒でした(笑)
アデリア 保存びん 梅酒・果実酒びん 【中栓付き】 4L クリア 5号 日本製 761
フジパーツ スピーカーケーブル(先バラ-先バラ)5m×2本/C-077
作りかた
1.新聞紙を敷いて、炭を金槌で砕きます。
*ビニール袋とマスクをお忘れなく。できればビニール袋は3重にして金槌で打ち砕いたほうが良いです。四方に飛び散ります。
2.果実酒用の瓶のキャップにキリで穴を開け、スピーカーケーブルを通します。
*私のキャップはプラスチック製でした。
3.L字型の銅板に、スピーカーケーブルを取り付けます。
*私は、はんだは使わずに銅線と銅板はペンチで圧着しました。
4.果実酒用の瓶に、銅板と炭を入れ、キャップをします。
5.アセテート粘着テープで瓶とキャップの間を貼り付けます。
完成!
効果の確認
完成した仮想アースは、USBアイソレーター(詳しくは以下をご参照のこと)に装着しました。
USB2.0アイソレータ・リピート機能内蔵 (USB-029H2-RP)
結果は、抜群に効果ありです。SN比が高くなり、奥行き感がさらに広くなりました。試しに外すと、元の音に戻ります。
予想以上の変化にビックリです。スピーカーケーブルは1m100円の安物ですよ。これより良いケーブル、たとえば1m1000円のに変えたら、一体どうなるんだろう??ほかにも改良の余地があり、興味が尽きません。
備長炭はかなり余っているので、作ることは可能ですが、炭の砕きが大変で重い腰が上がりません。。(でも、近いうちにやりたい。。)
以上、「仮想アース(自作)」でした。
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