今回はifiの「SPDIF iPurifier」についてです。
実は以前に購入しており、PCI拡張サウンドボードのコアキシャル(同軸デジタル)経由でiPurifierを接続していたのですが、サウンドボードを売却していたためiPurifierはお蔵入りにしていました。
先日DDCのGustard U16を購入し、久しぶりにコアキシャル接続で聴ける環境が整ったので、この機会にiPurifierを押し入れから復活させることにしました。
構成は以下のとおりです。
PC –> GUSTARD U16(DDC) –> SPDIF iPurifier –> PMA-1600NE(DAC&プリメイン)
特長
- コアキシャルまたはオプティカルのSPDIFデジタル信号を改善
- 対応フォーマット:44.1/48/88.2/96/176.4/192kHz、16~24 Bit、DSD/DoP、Dolby Digital、DTS
- ノイズ絶縁機能
ifi独自のリクロック、リジェネレートによってデータ信号を回復するという仕様の効果が気になります。
開梱
金メッキ同軸コネクター(インピーダンス=75Ω)と光ミニジャックです。
サイズは71ミリ(長さ)×19ミリ(幅)×20ミリ(高さ)。
カギアイコンの横にLEDランプが点灯します。
- レッド:アンロック
- ブルー:44.1/48kHz
- マゼンタ:88.2/96kHz
- シアン:176.4kHz
- ホワイト:192kHz
付属のmicro USBケーブル経由で給電します。iPower 5Vも付属です。
音質
輪郭がシャープになり、より音がくっきり聴こえます。
SN比が下がり、よりクリアな音に変化です。
しかし正直なところ、今回は僅かな変化と感じました。
以前購入したPCI拡張サウンドボード経由ではiPurifierを導入したことで
・ノイズ低減
・音場の広がり
の劇的な変化がありました。
一方、今回Gustard U16経由では、それほどの変化はありませんでした。
Gustardが既に高品位のデジタルオーディオ信号とクロックジッタ性能を保証している所以なのかもしれません。
まとめると、、、
どの環境でも、ある程度の導入価値はあります。ただ、
ジッター対策していない環境ほどiPurifierの効果が高く、ノイズフロアがぐっと下がり、レンジも広がりを感じる点でコストパフォーマンスは高いです。
ちなみに給電をiPowerからアナログ電源に変えると、やはり効果はあるのか?気になるところです。
以上、「SPDIF iPurifierレビュー」でした。
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