購入した経緯
私は1年半ぐらい前からSonyのLink Buds Sというワイヤレスイヤホンを使っています。

このイヤホンはLDACというハイレゾ音源をワイヤレスで伝送するコーデックが搭載されていましたが、私が所有するiPhoneにはLDACが対応していません。XperiaなどのスマホであればLDACに対応していますが、スマホをAndroidに変えてしまうと色々と不便が生じます。
うーん、困った。
ということで色々考えた挙句、思い切ってポータブルアンプを購入することに決めました。
購入の候補はSony NW-A306。試しに量販店で使ってみました。音質は申し分ないのだが、画面を切り替えるときに若干動作が遅くなるのが気になりました。
あれこれ悩み、同じぐらいの価格帯で、Android OSを搭載しているHiby R4に決めました。
開梱
梱包箱はしっかりとした作りです。
外観
正面。
写真はまだ画面のシールをはがす前のものです。
側面
早送り、早戻しの物理ボタンが搭載されているのは便利ですね。
iPhoneの倍ぐらいの厚みがあります。
背面。
サイバーチックなデザイン。
個人的には気に入っているのですが、アラフィフの私が持つには若干気が引けるというか・・笑
本当はもっとシックなデザインが良かったです。まあ好みはそれぞれなので。
4.4mmバランス出力端子も対応しています。
ユーザビリティー
利便性
OSにAndroidが搭載されているのは強いです。Googleストアから普段スマホで使用しているアプリをインストールできるのは良いですね。YouTubeはもちろん入れられます。Sonyのイヤホンを使っているので、Sound Connectをインストールできるのも助かっています。このアプリを使って音の調整ができるので。
ちなみに私はQobuzというハイレゾストリーミングサービスに加入しており、OSにQobuzのアプリをインストールしてハイレゾ音源を聴いています。ポータブルアンプの独自OSだと、このようなアプリは入れることができないので、これはHiby R4を選んで良かった点の一つです。
操作のしやすさ
処理速度が速いおかげか画面の切り替え時に遅延やぎこちなさは全くありません。かなりスムーズです。
改善して欲しい点は、設定画面への切り替え操作が難しくて、やりにくい部分です。画面の下から上にスワイプすると設定画面が表示されるのだが、白い丸が出てきたときに瞬時に画面をタップする必要があります。このタイミングが難しい。ここだけは操作しにくい。
(他の操作はシンプルでやりやすいです。)
付属の音楽再生アプリ
ローカルの音源は、Hiby Musicという付属の音楽再生アプリで聴いています。
使い勝手は良いです。アルバムやアーティストごとに表示されるので、選びやすいです。また、フォルダー単位での選曲も可能です。
ちなみにHiby R4に音源を追加した場合、そのままだとアルバムやアーティストは表示されません。「音楽をスキャン」する必要があります。
音質
言わずもがなですが、iPhoneとは比べるまでもなく音が良いです。
とは言いつつ、きちんと聴き比べてみました。
環境は以下のとおり。
iPhone vs. Hiby R4
イヤホン:Sony Link Buds S
音源:Steely Dan / Hey Nineteen
まず音の解像度が圧倒的にHiby R4のほうが高いです。背景にある音の粒がHiby R4で聴こえますが、iPhoneでは聞こえません。iPhoneのコーデックがAACに対して、Hiby R4はLDACであることが大きいです。iPhoneでは味わえなかった楽器の風圧が強く感じられました。
特に高域や低域の伸びの違いもはっきりと把握できます。そして、沈み込む部分は深く味わうことができる。
この価格帯でこの音質はコスパがかなり良いです。筐体が若干大きいのは気になるが、よりコンパクトにするとコストも高くなるはず。それを考えると、あまり贅沢を言ってはいけないのかもしれません。
ポータブルアンプを買うと、今度はワイヤレスイヤホンをグレードアップしてみたくなる。正に沼だなあ。。
以上、「Hiby R4レビュー」でした。
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