2023年12月にスタートする予定だった日本国内のQobuzですが、諸事情で延期となりました。
Qobuz導入のためにRoonを用意しており、せっかくなので海外版のQobuzを試してみることにしました。
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Roonからqobuzのサービスを導入するために、[Services]からLoginします。
画面
Roon左メニューの[Browse]>[Qobuz]からqobuz専用の画面が見れます。
New Release 画面
MY QOBUZ画面
ライブラリーに登録したアルバムが表示されていました。
音について
Qobuzでは最大192kHz/24bitまでの音源を配信しています。
192kHzの音源を再生したところ、Source表示にはQobuz FLAC 192kHz 24bit 2chと表示されました。
肝心の音については厚みがあって、かつ粒立ちも良いです。
聴いていて心地良さを感じます。
で、1度試してみたかったことがあるのです。
それはQobuzとローカルのNASの音源の違いです。
比較試聴したのはBeckのMutaionsというアルバムです。
192kHz 24bitの音源。
どちらも音の厚みと解像度は同じですが、ほんの少しローカルNASの音源のほうが明瞭です。これは私のオーディオルームのインターネットがWifiを経由していることも原因として推測されます。環境によってはほとんど差がないかもしれません。
ただ、私の環境でも決して明瞭さに欠けるわけではなく、比較したときに僅かな差を感じるだけの話で音質自体はクリアです。ストリーミングでこれだけのクオリティーの音源を聴けることに驚きです。
音源の種類
私がすべてのジャンルを聴いていないので、私がよく聴く90年代の洋楽ロックに限ればハイレゾが豊富にあると思いました。むしろ、これまで購入していたハイレゾサイトに存在していなかったハイレゾ音源もいくつかありました。
邦楽に関しても私が聴く範囲のものは、予想以上に多くのハイレゾがありました。もちろんe-onkyoのものに比べれば少ないです。当然ですが。。この辺りは国内のQobuzでどうなるのか気になるところです。
Qobuz専用アプリ
Windows版をインストールしてみました。
トップ画面
再生してキューに曲が溜まっていくのはRoonと同じです。また、Autoplayがあって最後のキューを基に似た曲を再生する機能もあります。Roon Radioと同じ精度で選曲されるかは分かりませんが。。
海外版なので存在しているか分かりませんが、タブレットなどでリモートコントロールできるアプリがあると便利だと感じました。
改めて思ったのは、Qobuzを導入するなら音質や使い勝手を考えると、Roon Rock一択です。(コストはかかりますが・・。)
まとめ
音質も曲の種類も私にとっては非常に満足しているため、しばらく継続して契約する予定です。予算的に購入できなかった音源が自由にフルで聴けるのは魅力的です。
余談ですが、オーディオルームには2つのRoon Serverがあります。
1つはROCK。もう1つはWindows11にインストールしたRoonです。
ROCKでQobuzのアルバムをライブラリー登録すると、Windows Roonのほうはライブラリー登録したアルバムのジャケット画像が表示されません(アルバムの曲自体は再生できます)。異なるOSに登録してることが原因かもしれませんが、少し調べてみたいと思います。
以上、「Qobuz(海外版)を試してみました。」でした。
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