USBケーブルに付随するノイズを削減したいと思いませんか?
今回は、USBアイソレーターのUSB-029H2-RPについて紹介いたします。
USBアイソレーターとは?
USBアイソレーターは、PCからの汚れた電源ラインのノイズを分離して、クリーンな信号データだけをDACに伝送できる装置です。
USBラインをアイソレート(絶縁)することにより、耐ノイズ性の向上、外部アナログ機器の精度向上など絶縁のメリットが期待できます。
2017年の年末に購入して以来、大活躍しています!
効果
USBケーブルに乗るノイズを激減してくれるので、今まで曇っていた音がよりクリアに聴こえます。音がかなりきれいになり、爽快感が増します。
加えて、アナログ電源から綺麗な電源(5V)を加えると、クリアさは保持したまま、迫力ある音が鳴るとのこと。
私は持っていないので、とりあえず手持ちのifi iPower(5V)を使ってみましたが、これでも激変します!クリアかつ、力強いサウンド。素晴らしい!! (いずれリニア電源を入れたいです。)
ちなみに、この製品はもともと産業用の機器で、ノイズが入ることが許されない環境で組み込まれるものらしいです。
*私は自作の仮想アースのケーブルも付けています。SN比が倍増します。
*DACの接続時、高さが合わないため、インシュレーターを2つ重ねています。
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>>>仮想アース(自作)
DIPスイッチ
このアイソレーターには、Dip スイッチが付いています。
工場出荷時のON/OFF状態は、以下のとおりです。
SW1:1 On 2 Off
SW2:On
Dipスイッチはとても小さいので、小型のマイナスドライバーやピンセットを使うと、切り替えやすいです。
ちなみに、私は通常、工場出荷の状態です。めったにありませんが、使っていて接続が不安定になるときは、SW1:1 Off 2 Onに変更すると正常に戻ることがあります。
UpTone USPCB A>B Adapter
DACとUSBアイソレーター(USB-029H2-RP)の間を接続しているのが、アメリカのメーカーUpToneからリリースされている「USPCB A>B Adapter」です。
USB-029H2-RPを購入した当初は、付属のUSBケーブルで接続していましたが、評判の良いUSPCB A>B Adapterを導入してみました。
ちなみに、購入はPayPalで簡単に行えます。到着まで10日ほどかかった記憶がありますが、予想よりも早く入手できました。
効果ですが、付属のUSBケーブルとは比較にならず、情報量が増し、さらにクリアになりました。あまりの変化にただ驚くばかりで、USB-029H2-RPを導入したときと同じくらいの感動を味わいました。
USPCB A>B Adapterは、ケーブルではなく、その名のとおり端子Aと端子Bの変換アダプターで、被覆の中は基盤です。ダイレクトに情報がDACに届くので、ケーブルにありがちなノイズの影響は受けにくいのだと思います。
これも良い買い物でした。
以上、「USBアイソレーター(USB-029H2-RP)」でした。
High Speed(480Mbps)対応 USB2.0アイソレータ・工業仕様(USB-029H2)
USB2.0アイソレータ・リピート機能内蔵 (USB-029H2-RP)
コメント
嗜好にマッチした記事が多く、たまにブログのぞかせていただいております。
楽しい情報ありがとうございます。
USBアイソレーター(USB-029H2-RP)について、私もリッピングで使うために先日購入しました。
そして間をつなぐUSBケーブルについては、片方は適切な長さのケーブルを、もう片方はこちらでご紹介されている「UpTone USPCB A>B Adapter」を検討しています。
そこで少し相談ですが、このUpToneのUSBアダプタは、データの受け側に使うのが正しいと理解してますが、この理解で合ってますでしょうか?
リッピングの場合であれば、データの流れとしてはドライブ→PCになりますので、データの受け側であるPC側にこのアダプタを接続すれば、最短でアイソレート後のデータがPCに届くので、理想だと理解してます。
教えていただけると幸いです。
SUZUKIさん
コメントありがとうございます!
普段オーディオを語る相手がいないので、ブログの内容に興味を持って頂けてとても嬉しいです。
ご質問についてですが、結論から申し上げると、おっしゃるとおりPCとUSB-029H2-RPの間にUpToneのUSBアダプタを接続する方が効果が高いと推測しています。
検証していないので憶測になってしまいますが、まずPCとドライブは以下の方向で接続することになると思います。
PC–HT(USB-029H2-RP)TG–ドライブ
HT=ホスト
TG=ターゲット
*スケジュール制御はPCが行うので、この方向との理解です。
私の環境ではHT(PC)からTG(DAC)へアイソレートしていますが、理論上は逆にTGからHTへも同様にアイソレート処理をしているはずです。
USBケーブルが長いほど外部ノイズを受けやすいので、リロックされるのがPCに近いほう(以下)が効果が高いとの認識です。
PC-A-HT(USB-029H2-RP)TG—–B—–ドライブ
A=UpToneのUSBアダプタ
B=通常USBケーブル
ただし、検証していないので、あくまで推測です。事実として回答できず申し訳ありません・・。
(実際どうなるのか興味があります。)
MSKさん
ご連絡が遅くなりすみません。
ご返信頂き、ありがとうございました。
オーディオマニアは普段の実生活で出会うことはなかなかありませんね。
こういう場で語れることを、私も嬉しく思います。
接続方法に関しては、頭で考えますとやはりそのような接続方法が理想ではないかと成りますよね。
オーディオは予想を裏切る結果となることもある不思議なものですので、実際にどうなのか購入したら試してみようと思います。
意外な結果であればまたご報告しますね。
SUZUKIさん
ご返信どうもありがとうございます。
オーディオは良くも悪くも予想に反することがありますよね。
(そんなところにも惹かれます。)
今後とも、よろしくお願いいたします。
MSKさん
此方こそ今後とも宜しくお願いいたします!
またお邪魔させていただきます。
記事を拝見し USB-029H2-RP を購入しました。同時にお勧めの UpTone USPCB A>B Adapter も購入しました。結果は大成功でした。
当方のデジタル系の現有構成は
Mac mini
–> USB ケーブル (unibrain 20cm)
–> UpTone USPCD A>B Adapter
–> MUTECH MC-3+USB
–> 光ケーブル (プロケーブル販売の謎の光ケーブル)
–> MYTEK Brookln DAC+
–> アナログ系
です。MC-3 USB と Brookln DAC+ には、クロックジェネレータ(SoundWarrior SWD-CL10) からクロックを入れ、さらに SWD-CL10 には 10MHzのクロック(サイバーシャフト製)を投入しています。このように USB-029H2-RP 導入前でもデジタル系には万全の対策を施していたつもりでしたが、USB-029-RP の導入により、さらに劇的な変化が得られました。
また、これがきっかけで、UpTone Audio というメーカーを知ることができました。UpTone Audio から出している Mac mini の電源のDC化キット(MMK) と DC 電源 JS-2 を購入し、Mac mini と Brookln DAC+ へ DC を投入することで、さらに大幅な改善が得られました。以前は Brookln DAC+ にはエルサウンドの電源を供給していたのですが、UpTone の JS-2 の威力は絶大です。UpTone Audio は日本ではあまり馴染みのないメーカーですが、米国はかなり有名のようですね。
最後に、USB-029H2-RP と UpTone Audio についての記事によって、PC Audio の音が一気に向上できたことに感謝いたします。
NOMURAさんへ
コメントありがとうございます!
私のUSB-029H2-RPの記事がお役に立ったようで、そうおっしゃって頂けるとブログやって良かったと思えます。
USB-029H2-RP良いですよね!音に爽快感が増して、私も気に入っています。
UpTone USPCB A>B Adapterも、普通のUSBケーブルよりも短いので、ノイズ感が低いですし。
JS-2もお持ちなんですね!
ノイズ効果絶大ですか!!
ちなみに、電圧は100Vに切り替えは可能なのでしょうか?
改めて、ご丁寧なコメントありがとうございます。