購入のきっかけ
以前購入したDDC、Gustard U16には外部のクロックが投入できます。
しかし、残念ながら10万以上するクロックはすぐに購入できません。
それにクロックを入れたときの効果が分からなかったため、まずは安価なもので試してみようと思い立ったわけです。
探した結果、安価だったのがART SyncGenです。
値段は約15,000円です。
接続
ART SyncGenはBNCとS/PDIFのどちらかが接続できます。
まずはDACとSyncGenをS/PDIF(同軸デジタル)で繋げてみました。
結果は、音質が向上したかどうかは有意差を感じられず。。
DACのS/PDIFが出力側というのもあるのでしょう。
次にBNCケーブルです。
DDCに外部クロックをつなぐBNC入力端子があります。
BNCケーブルをつなぐと、下の写真のようにOUT1にランプが点灯します。
背面は以下のようになっています。
S/PDIF出力端子が2つ。
BNC出力端子が4つ。
エージングのため、3日間通電した後に試聴してみました。
試聴に使ったのは、StingのMy Songsのハイレゾ版(44Khz/24bit)。
まずは外部クロックを外した状態で聴きました。
その後に、外部クロックを接続して聴いてみると、音像がわずかにくっきりし、特に高域が引き締まりました。
改めて外部クロックを外すと、音のにじんみが分かります。わずかの差ですが、ありとなしでは違います。
10Mhzのクロックだったら、どうなるんだろう??
なお、SyncGenのインピーダンスは75Ω、DDCは50Ωです。
75->50Ωの整合器があれば良いのですが(逆はサイバーシャフトさんから販売されているそうですが)、ないのでそのまま使用しています。1か月ほど使用していますが、特に異常はありません。
デメリット
周波数帯をボタンで切り替える必要があるのが、面倒です。
私はいろいろな種類にリッピングしているので、少し億劫です。
また、DSDには対応していません。
DSDを再生する際はそのまま接続しっぱなしですが、音が止まったりなどの変化はありません。
以上、「[ワードクロック・ジェネレーター]ART SyncGen」でした。
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